November 17, 2007

CLAYMORE読んでます。

Clay
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ふと貸し本屋で手に取った漫画にはまってしまう。
まぁよくあることなんだけど、最近のイチオシはこれ「クレイモア」(集英社)だ。

時代的には近世代、ヨーロッパっぽい背景。
食物連鎖的に人類の上位に立つ「妖魔」を倒すべく「妖魔」の血を体に入れた女戦士のお話だ。

1巻を読んだあたりでは「ベルセルク」のパクリかぁ?と言う気もしたが、だんだん独自の世界観を持つようになりほっと一安心。
パクリじゃないと言っても影響は多大に受けているだろうな。あちらの方が話はでかいが。。。
特に妖魔にかかわりのある戦士(大剣を持つ)と少年の出会いなんかは焼き写しといっていいほど。ちなみに少年にいたっては顔も良く似ている。

まぁ女戦士達の血の通ってなさそうな美しさと妖魔の個性的な姿(特に覚醒者は一人?づつ姿が違う)、主人公であるクレアとラキの情交?といったあたりが見所か。
ちなみに作中の好きな台詞は、
「組織のNo.47 クレア テレサの血肉を受け継ぎイレーネの右手を携え、一本角の化け物・・・プリシラを狩る者だ」
クレアかっちょいーー!

現在のところ13巻まで出ていて掲載誌も月刊ジャンプー週刊ジャンプージャンプSQと主人公さながらの彷徨ぶりだがなんとか完結までもって行ってもらいたいところ。
ちなみに現在のSQに連載されているものを立ち読みしたが本筋を離れて外伝っぽい話だった。

本筋に戻ったらおそらくそう遠くないうちに終了しそうな感じなんで外伝でもたせているのだろうか?

ジャンプのお得意芸というか初連載と次連載でこれでもかと言うほどジャンルが変わってヒットする法則があるがこれもそのひとつ。
前はしょうもないギャグ漫画を描いていた。まぁ富樫さんもエロチックな漫画を書いていたし(社は違うが修羅の門の川原さんもしょうもないエロ漫画を描いていた)
デスノートの小畑さんもそう。編集の意向なんだろうか?

本筋的にはラキとの再会が山場っぽいんだけど敵のプリシラと行動をともにしはや幾年。妖魔になっとるかプリシラの情夫となっているか。。。
救いようのない話が透けて見えるんだけど何とかハッピーエンドに。。。ならないかなぁ?

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October 22, 2007

BlackLagoon7巻雑感

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本屋に「暁星記」の7巻を買いに行ったら案の定品切れだった。その本を探す途中「BlackLagoon」 の7巻を見つけたのでゲッチュウしてきました。

-------以下ネタバレ-------
話としては前巻の続きでロベルタを追ってきた若様とプチロベルタ(名前はファビオラと言うのが今巻で判明)とラグーン商会その他ロアナプラの面々の絡み。
今の所、嵐の前の静けさと言うところでタイムオーバー。次巻は派手な展開になりそうだ。
この巻で伏線があったエダの正体がはっきりとCIAのエージェントと判明(今まででもわかっていたことだが)正体晒したところはなかなかに別嬪さんだ。
三合会の張さんも男前株上昇。姉御、ダッチもあんまり活躍の場なし。それどころか基本的に大立ち回りは少なかった。(バオの店はすっかりオープンカフェと化してしまったが)

今回の敵さんはアメリカの軍隊と言うことでどう話を収めるのかも興味を引かれるところ。まぁ普通に行けば漫画といえど勝ち目はないですなぁ。
しかしロベルタも立ち回りはなかったとはいえ往年のテロリストぶりの片鱗を見せる拷問シーンは結構アツイ。

前の話では使用人(と言うかメイド)はロベルタ一人のようなセリフがあったが今巻で5人(人間凶器なのはロベルタとファビオラだけみたいだが)いると言うことが書かれている。
まぁ多少の修正は仕方あるまい。

個人的な見所はレヴィとロックの絡みだが無頼なレヴィが女心を垣間見せるが、それを受け流すロック。自分の都合で人を巻き込んでおきながら汚いことは他人に手を汚させ代償も払わないと文章で書くとやっぱりロックは悪い奴だぁ。。
続巻はまた来年か?どちらにしても待ち遠しいものである。原作が出ないとアニメのパート3も出来ないからねぇ。

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June 19, 2006

「リリアとトレイズ」を読みました。

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「リリアとトレイズ」の1~4巻を読み終えた。
実際にはそれぞれの話の前・後編というつくりなので話的には2話しかない。
「アリソン」の次世代の話でアリソンとヴィルの娘リリアとフィオナとベネディクトの息子トレイズが主人公だ一応。

なかなかキャラ立ちのよかった「アリソン」と比べイマイチ主人公コンビが地味との評のある今作だが、個人的にはなかなか面白かった。
前作は作品名のとおり「アリソン」のキャラが一際立っていたが、地味な主人公コンビのリリアとトレイズのどちらかといえばトレイズのほうがいい感じ。
前作のヴィルと比べてもこちらのほうが好感度は大だ。
ヴィルもいい感じだがイマイチ冷たいというか知に傾きすぎているように思う。
その分アリソンが知には傾かずバランスは取れていたのかもしれない。
「リリトレ」の二人は傾き加減が緩やかなのだろう。きっと。

その他キャラは悪役も脇役含めても前作の使いまわしという感がなくもないが順番に読んでいる人にはたまらない演出だろう。
自分も一応順番には読んでいるのだけどあんまり頭に残っておらず、なんか関係はしているんだろうなぁ・・というのが多くて正直困ったよ。

今後期待のキャラはメリエルだろうか?次作ではぜひトレイズとの直接対決を見たいところ。後はアックスの銃がいつ復讐の火を噴くかというところだろうか?

出世作の「キノの旅」にもいえるんだけど時雨沢氏の作品はライトノベルらしくとても読みやすく好感が持てる。ひとつ気になるのはどうも簡単に人が死に過ぎることか。また半端にリアルな描写も作品にそぐわないような気がする。ファンタジーでライトなんだから汚いものには極力ふたをして欲しいものだ。

なんだかんだいって次作もきっと読むことになるだろう。

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February 20, 2006

「キノの旅」を読んでます。

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「キノの旅」をDVDで見てからなかなかに面白いので小説にも手を伸ばしてみました。

作者の時雨沢 恵一さんはこの本に会うまでまったく知らなかったんだけどライトノベル界ではそこそこに有名な人らしい。
と言う前にライトノベルとはなんぞや?

はてなDiary曰く
「Juvenileとも言われる。少年・少女でも読み易いよう、比較的軽めの文体で書かれている。ジャンルとしてはSF・ファンタジー・ミステリ・恋愛が多い。」
らしい。う~んよくわからん・・?

確かに「キノの旅」は短編の読みきり形式なので軽く読みやすいとは思うが、世界観はそれなりに複雑みたいだ。
都市国家が林立する世界を旅する少女とモトラド(バイク。なぜかしゃべる)のお話だ。

個人的にこのような一種独特な世界観を持つ作品は好きなので、まんまと術中にはまったと言うところだが1冊あたり1時間程度で読める軽さはありがたい。
最近弱ってきたのか宮部みゆき程度でも読むのに覚悟がいるようになってしまった。
京極夏彦なんか興味はあれどあの分厚い本を前にすると手が出ない。

話は「キノの旅」に戻るが、1巻を読んだ限りではそれほど話に深みは感じられなかった。
どうもシズと陸は後々また出てきそうだが、個人的に読みきりというスタイルをとっている以上、主人公以外のキャラクターを再登場させるやり方はあまり好きではない。
結局最初から読んでいかなくてはならないからだ。

いづれにしても今日2巻目を買ってきて読んでいる。
全9巻らしいからそのうちに全部読み終えるだろう。

ところどころに出てくる詩的な表現は本作の特徴であるがそれほど心に響くとも思えず、やはり中高生向きの作品なのかな?
と思ったりもする。

なんていいながらしっかりはまってしまっている自分がいるのだが・・・

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September 30, 2005

アルスラーン戦記11「魔群襲来」を読みました。

遅筆で名高い田中芳樹の代表作「アルスラーン戦記」の最新刊「魔群襲来」を読みました。

しかし長かった、、、前の奴がでたのが確か1999年、まだ20世紀ですぜダンナ・・・待つこと7年やっとこさ出た新刊もち即買い。
だいたいが昨年秋刊行ということで古本屋で既刊の1~10作を買いあさって読み直し、バッチこーい!と待ち構えていたものの待てど暮らせど新刊は出ずそのうち雪が降り、雪が融け、気がつけば一年たっていました。
最近(というかこの10年ほど)作品レベルの凋落著しい田中芳樹だがこのシリーズはがんばってもらいたいものだ。

以下ネタバレありますので気になる人はよまんどいてくださいm(--)m
          
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今回は「魔群襲来」と言うことでいよいよ蛇王様降臨かぁ!?
と、期待が高まるも結果から言うとまだまだ影どまり。
その代わりといっては何ですがジノン閣下が再登場。まぁ中身は既に別人のようですが、、、

ちょっと記憶があいまいなんだけど確かアンドラゴラスが蛇王の寄代に、ルシタニアの王様が魔導師の寄代になったと思うんだけど、
その場合のジノン閣下はどういう役回りなんだろう?子供が地上を支配し蛇王様がそれをまた支配すると言う2重構造を企んでいる様子だが・・・

また銀の腕輪の女性も計3人登場しそのうち誰かが恐らくアンドラゴラス&タハミーネの娘なのだろうと思われるがこれも伏線張られすぎて良くわからない。

ストーリーとしては待っただけのことはあり破綻もせず余計なコントもなくまぁまぁだったと思う。
ギスカールもヒルメスも一回り大きくなってそれぞれの国を舞台に力を蓄えているし今後の展開が楽しみだろ思う。
シンドラのラジェンドラ王は珍しくまったく登場しなかった。あんまり好きでないのでまぁいいが。

ナルサスとダリューンの活躍の場面も少なく信者にはやや不満か?
個人的にはクバードが好きなので満足だった。

以前作者が「アルスラーン戦記は全14巻」と言っていたような気がするのであと残りは3巻。
他に番外が1~2冊出るのかな?
いよいよ時間は魔群と正面衝突で期待も高まる。

しかし時間が読めるのはいつになるのだろう?
3年のうちくらいに出して欲しいのだけれど・・・

また5年位したら古本屋をあさって既刊を読み直すことになるんだろうか??(^^;

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March 06, 2005

アルスラーン戦記(田中芳樹)を読んで

田中芳樹とであったのは高校生の頃か?既に銀河英雄伝説は完結していて先輩の部屋にあったのを一気読みした覚えがある。ほどなくして出た「マヴァール年代記」「創竜伝」「タイタニア」などスケールの大きさとシリアスな中にもコミカルさを忘れない作風に大いに好意を感じた。

その作品群にあって銀河英雄伝説に続く対策シリーズとして開始されたのが「アルスラーン戦記」--中世ペルシアによく似た異世界の英雄物語――。の通りというか思い切り舞台はペルシア今でいうイランあたりだろうか?
出生に謎持つ王子が無類の強さを誇る騎士と知略を誇る軍師兼宮廷画家その他の多彩な部下に支えられ国の再建と伝説の蛇王との戦いに挑むーーという感じだろうか?

スタートを調べてみると1986年というからおよそ20年も前の話なのか,,,(^^;

何度かの中断を経て出版社も角川から光文社に変わりようやく今年新刊が出るらしい。

すっかり話を忘れていたので最新刊である 「妖雲群行」を古本屋でゲットしてきた。
巻末に長い間中断していたがなんとか20世紀のうちに新刊を出すことが出来た云々などと書いているが結局それから6年たった今でも新巻がでていないのはある意味笑える。
途中でだいぶん中身を思い出したが1冊をだいたい2時間ほどで読み終えた。赤川次郎並にあっという間に読める作品だ。

正直に言って10年ほど前の作品からは作者の才能の枯渇を顕著に感じることができる。とは言って全部読んでいるわけではないので最近熱が入っている(様に見える)古代中国ものなどを読むと面白いのかもしれないが、少なくとも「アルスラーン戦記」「創竜伝」という作者の2大作に関しては作者が興味(または執筆意欲)を失ったのか初期に比べるとずいぶんテンションが落ちたように思える。

ちなみに対策の合間にちょい書きしていたのを本にした「薬師寺警視」シリーズも人気が出るにつれだんだんつまらなくなってきたように思う。最新刊はまだ読んでいない。ノベルにしては定価も高めだ。

才能は枯渇しようともテクニックで読ませてもらえば一読者としてはまぁ満足なんだけど、近頃(というかここ10年ほど)やたら政治風刺をしたがるふしがあって読んでいて正直げんなりとする。

読者が求めているものが決して陳腐な社会風刺でない事をわかって欲しいものだ。

今年中には「アルスラーン戦記」の新巻が出るというかなり期待はしていないが多分買って読むだろう。
20年来のファンにあまり失望させないで欲しい。

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