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February 23, 2005

ルサンチマンを読んで

一部で人気の漫画「ルサンチマン(花沢健吾作)」が連載終了。打ち切りのうわさもあり、後半は話をまとめに行った感が強かった。

結構面白いなと思ったのがその世界観。約30年後の世界を描いているんだけど見た目ほとんど現代と変わらない。
あいからずペーパーベースの印刷工場や汚い弁当屋があったりする。
同じく近未来を描いた「プラテネス」って漫画も好きなんだけど似て非なる近未来だ。
意外とルサンチマン風の未来の方が正解のような気もする。

コンピューターだけがかなり進化を遂げていて(本質的なものは変わってないんだけど)仮想現実の世界という舞台も面白い。やっぱり「マトリクス」あたりの影響なのかしら?
この中で白眉はラインハルトこと越後君と言う主人公の友人なんだけど彼は主人公を仮想現実の世界へ誘う。
現実社会では不細工で貧乏な負け組みでも仮想現実の世界なら勝ち組になれるというのはとても面白いと思った。
結構いろんなところで評論されているので斜め読みしていたがやっぱり越後君が人気の様子。
同じように感じる野郎(特にネット系では)は多いのだろう。自分もそう思う(^^;

その中で女性の視点からルサンチマンを見た意見があってとてもユニークだった。勝手にネットに逃避するのもいいが残された方はどうするのかと。
キモメン(不細工な人のことをこういうらしい)は自ら女性の視界には映らないといっているが同時に彼らの目にも不細工ちゃんは映らない。

男性が現実の女性に失望してるのと同じように女性の皆さんも世の男性に魅力を感じなくなってきているのだろうか?
どちらにしてもあまりいい傾向ではない様に思う。

話はそれたが花沢健吾さんはルサンチマンが(実質的な)デビュー作らしい。かなり力のある方のようなので次回作にもぜひ期待したいと思う。

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