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January 28, 2005

プラネテス

以前、講談社の週間モーニングに連載されていた幸村誠の「プラネテス」のファンだ。不定期連載だったので毎週買っていた頃はそれなりにリアルタイムで読んでいたが、モーニングを買わなくなってからはコミックスでまとめ読みするようになった。といってもまとめ読みしたのは最終巻である4巻だけなんだけどね(^^;

正直もうちょっと続いて欲しかった気はするが、主人公である「ハチ」の成長の物語であるからこの当たりがいいところなのかもしれない。逆に無理に引き伸ばすとつまらなかったかも?改めてコミックスを読み直すとはっきりとコミックスが巻別に起承転結していて面白い。

1巻では物語の背景を描き主要人物を登場させる。2巻では目標を見つけまっしぐらに走る「ハチ」。3巻では大事なものとはなにかを再確認し、4巻では人間的にも大きく成長した「ハチ」が当面の目的を達成する。ファンが多いこの作品を勝手に要約するとエライ怒られそうなんだけど個人的な見方は以上の通りだ。私的には2~3巻が好きかな?

登場人物もキャラが立っていて、夢は持ちつつも無力感にさいなまされる主人公「ハチ」、有能ながら決して会社に主を置かない船長「フィー」、過去に妻を亡くしその遺品(もしくは妻本人か?)を探し続ける「ユーリ」、宇宙にやってきて「愛」を唱える「タナベ」などなど、、、

「ハチ」とそのほかの登場人物の成長がこの物語の大きなテーマとなっている(と思う)
実はこの中で一番の大物は「タナベ」ではないかと思う。大物過ぎて神の眷族か?と思わせるほどだ。思ってるのは俺だけか?(^^;

最近ひょんなことからアニメ化されているのを知り、かつそれを視聴する機会に恵まれた(途中からだけど)。感想は結論から言えばまぁまぁだろうか?
短編(中編)の漫画をアニメ化するときの常でオリジナルキャラやオリジナルストーリーが随所にちりばめられている。出来自体は悪くはなかったが(「クレア」「チェンシン」などはなかなか良かった)やはり余計だったと思うこともなきしもあらずだ(特に忍者のあたり)

個人的に残念なところは、原作では「神の眷族」ではないかとすら思う「タナベ」が普通の女の子になってしまったことだ。逆に人間臭くてよいと言う事もあろうが「ナウシカ」ばりにすっ飛んでくれた方がよかったなぁ、、

作者の幸村氏はおそらくこれが初の連載作品ではないかと思うんだけど、さすがに荒削りでストーリーの飛躍振りにそれを感じるのだけれど、逆にそれがこの作品の魅力になっていると思う。既に連載終了して1年くらいたつと思うんだけど次の連載はまだやっていないようだ。(読みきりは見かけた)

ファンとしてぜひ次回作に期待したいところだ。

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